ENEOS スーパー耐久シリーズ2024 Supported by BRIDGESTONE 第3戦 オートポリス レポート
2024/07/27-28 ENEOS スーパー耐久シリーズ 2024 第3戦オートポリス戦のレポートです。
オートポリスは2017年に走行して以来の3度目でした。
ほぼ未経験のサーキットなので、練習が必要だなと感じていました。
冨士のテストでは6周だったので、TCR車両にも慣れないといけません。
[練習走行]
7/26 の練習日、2枠ありました。
元々のスケジュールでは、予選シミュレーション・決勝シミュレーションを行う予定でした。
しかし、最初の1枠目で、車両トラブルがあり走行時間が取りませんでした。
2枠目は突然の大雨に翻弄されました。
確認の為、経験のあるドライバーが乗り込んだ所、サーキットの路面のオイルの為ガードレールへ接触。
幸いな事に車の駆動系には影響がありませんでしたが、外装を含め大規模な修理の時間が必要となりました。
[予選]
私はAドライバーなので、最初に走行しました。
ブリジストンの新品スリックタイヤは始めてなので、挙動も全てが未知数でした。
そこで決勝とBドライバーに全てを託す為、情報を取る為だけに4周走りました。
外気温36℃ 路面温度55℃という灼熱のサーキット。
タイヤは一瞬で熱ダレする事が判り、Bドライバーへそれらのインフォメーションを伝え、
私はタイヤを消費させないように走行終了しました。
[決勝]
予選の状況をドライバー同士で共有し、車両のセッティングを大幅に変更しました。
結果としては大正解、決勝前のチェック走行で良いフィーリングがあったそうです。
決勝スタートは、S耐TVを見て頂ければ幸いです。
https://www.youtube.com/watch?v=6pcsZtjE-8Q
Bドライバーの奮闘により、予選では圧倒的に劣っていたのに、2周目にはクラストップを奪還。
しかし1時間が経過した所で激しいクラッシュがあり、その事故処理の為、セーフィーカーが導入されました。
セーフィーカー中のドライバー交代をして、Dドライバーへ。
更に残り3時間で、Cドライバーへと繋ぎました。
私とCドライバーの二人で3時間、つまり均等割で1人1時間30分の走行となります。
Cドライバーもほぼ走行していないので慣れないながらも無事に走行し、
残り1時間30分の時点で私へと交代になりました。
しかしピットアウト時に車両のコンピュータが、突然原因不明のセーフィーモードに入ってしまいました。
その速度リミッターが、何故かどうやっても解除できませんでした。
自分ではどうにもならなかったので、ピットに戻り正常な状態に戻して、再度スタートしました。
ここからは、タイヤを労りながら順調に走り続けました。
しかし、満タン状態の車がどういう動きをするのか、どの位、ブレーキが効くのか、このタイヤはどの位持つのか。
とにかく情報が全くなかったので、手探り状態でした。
しかし幸いな事に、少しずつアジャストしつつ1時間以上はノントラブル、
かつライバルと全く遜色ないタイムで、安定して走り続ける事ができました。
これは自分にとって、とても素晴らしい経験になったと思います。
残り10分の所で急に焦げ臭い匂いと共に、車内が煙で真っ白になりました。
思いつく限りの情報を無線で伝えましたが、この状態ではトラブルの原因は解らず。
コースにオイルを撒き散らす可能性や車両火災の可能性も考え、コースから一番離れていて
かつ消火活動ができる場所に移動させました。
私の経験不足で、この症状が何だったのかを特定する事ができず、リタイアにしてしまった事は
本当に申し訳なく、言い訳のいいようもございません。
せっかく応援して頂いていた方々へ、勇姿を見せられず申し訳ございませんでした。
次戦は9/7 モビリティリゾートもてぎ 5時間耐久です!
今度こそ…表彰台のトップ目指して頑張ります!!
引き続き応援宜しくお願い致します!
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