2021年も応援ありがとうございました&新年あけましておめでとうございます!

2021年はコロナ禍の影響も受けて、余り活動自体ができませんでした。
結果もBoPの影響を受け、とにかく厳しいという一言の1年だったと思います。

24時間レースも大雨で予選キャンセル、更にハンコックタイヤのレインタイヤは初走行、かつ深夜…というとにかく技量を求められたと思います。
結果として、自分の技術は間違いなく伸びたと思いますが、その成長の為にチームに対して貢献できたか…と言ったら疑問です。
192周という長丁場を初経験しましたが、最後はやはり疲労と集中力は切れていたと思います。

前回も書きましたが、あれだけの時間(192周!)が与えられたにも関わらず、チームに対して結果が出せなかった事は言い訳できません。


しかし、エヴァンゲリオンレーシングという、モータースポーツを知っている人であれば誰しも知っているというチームの一員として活動できた事はとても自分にとっては良い経験でした。
特にチームメイトにも恵まれましたので、彼らからのアドバイス・フィードバックは自分の糧になったと思います。

GT4クラスはとても激戦です。本当にちょっとした事で順位が落ちます。
ドライバーは歴戦のプロばかりなので、それに着いていくだけでも精一杯。まだまだ経験が足りないので仕方がないのですが、やはり悔しいなぁと思いました。

来年はまだ未定ですが、身体が動いて命続く限り走り続けたいと思います!
1年応援ありがとうございました!

そしてこのアップロードは1/1です。
という訳で…

新年あけましておめでとうございます!!!!
本年もどうぞ宜しくお願い致します!

スーパー耐久シリーズ 2021 Powered by Hankook 第3戦 NAPAC 富士SUPER TEC 24時間レース 8位完走!

Super Taikyu Series 2021 Powered by Hankook Rd.3 24h Fuji
Final=8th

初の新品ハンコックタイヤ、そのタイヤ初のドライ走行、GT4では初のダブルスティント3回。
本当に初めて尽くしで良い経験をさせて頂きました。もてぎで全く走れなかった分、たっぷりと堪能しました。

今回こそ表彰台争いをしたい!と意気込んでの参戦でした。
しかし、練習走行は2枠目より大雨、その流れのまま予選は大雨によりキャンセルとなりました。

流れが良くないな…という感じのまま、24時間レースがスタートしたものの嫌な予感は的中しました。
まさかのピット給油設備のトラブルにより、ガソリンが給油できないという事態に。この時点で表彰台争いから脱落し、最終目標は完走という形になりました。
メカニックの懸命な作業により何とかゆっくりながらも給油できるようになりましたが、時既に遅し。最終的には1台がトラブルにより沈んだ為、8位完走という結果に終わりました。

給油できないというトラブルでうまく行かなかった事が敗因ではありますが、今回うまく行かなかった理由は根本的に自分自身に原因があると思っています。
あれだけの時間(192周!)が与えられたにも関わらず、チームに対して結果が出せなかった事は言い訳できません。


正直、自分が居たら勝てる勝負も勝てなくなると思います。その位、レベルの低い事しかできませんでした。

車には問題は無かったですし、ウェット路面ではそこそこ乗れていたのに、ドライでは自分が全くアジャストできなかった事も一因です。
後半は、同クラスや他の首位争いの邪魔にならないように、ひたすら避けて走っていました。

本当にチームやメカ、ドライバー達に申し訳なく思います。今後も含めて色々と考えます。
応援してくださったファンの皆様、関係者一同お疲れ様でした!

[AMUSE] レーサー藤原さんの次のレースが決定しました!
https://www.amunet.co.jp/media/2021/05/17/913

Audi Japan Press Center “富士 SUPER TEC 24時間レース、2台のAudi R8 LMSが完走”
https://audi-press.jp/press-releases/2021/b7rqqm000001he2j.html


【S耐】SuperTaikyu Rd.3 Fuji 24 Hours RACE 【EVANGELION RACING 2021】TeamReportClip.

翌日長野で仕事だったので、日曜はそのまま泊まって昨日の夜に帰ってきました。
身体は至って元気ですが精神面が死んでいます。。まずは装備品をクリーニングしないと…

余談ですが、今回はMORIZO社長が初の水素エンジンカーで参戦という事で、とてつもない注目が集まっていました。ワールドビジネスサテライト(WBS)でも取り上げられていましたが、その中で何故かウチのチームが結構尺取っていました(笑) ありがとうございます!

スーパー耐久シリーズ 2021 Powered by Hankook 第3戦 NAPAC 富士SUPER TEC 24時間レース 参戦決定!

正式に公開されました。

スーパー耐久シリーズ 2021 Powered by Hankook 第3戦 NAPAC 富士SUPER TEC 24時間レース の ST-Zクラス に、Audi Team AS Sport から Audi R8 LMS GT4 にて参戦する事が決定致しました。505号車 エヴァRT初号機Audi R8 LMS GT4 です。開幕戦は雨でとても心苦しい思いをしたので、今度こそは!!と意気込んでいます。



今年のGT4クラスは参加台数も多く、言わずもがなGT500、GT300クラスでのドライバーがゴロゴロいるクラスです。今年は GR Supra GT4 の参戦で更に注目度が上がりましたね!昨年は BoP で泣かされましたが、今年の開幕戦等を見る限り、今年はちゃんと BoP が機能しているようなので、勝機を見いだせればと思います。


今年もコロナウイルスの影響でピットウォーク等はございませんが、今年も J SPORTS での放送が決定しました。

放送
配信日
放送/配信
時刻
放送配信
5月22日(土)午後2:30~午後8:30Part1[スタート]
J SPORTS 2
5月22日(土)午後8:25~午前3:00夜~朝(1)>オンデマンド限定
J SPORTS ondemand
5月23日(日)午前2:55~午前10:05夜~朝(2)>オンデマンド限定
J SPORTS ondemand
5月23日(日)午前10:00~午後3:45Part2[ゴール]J SPORTS 2

BS J SPORTS 2 で放送、全て生放送です。オンデマンドのネット配信では、深夜の時間帯も放送されるようです。そちらも是非チエックを!

応援、宜しくお願い致します!

スーパー耐久シリーズ2021 Powered by Hankook 開幕戦もてぎ 9位完走

スーパー耐久シリーズ2021 Powered by Hankook 開幕戦が始まりました。
まず結果から言ってしまうと、ツインリンクもてぎ戦は不本意の9位完走となりました。

今年から2020年のスーパー耐久シリーズチャンピオンでありGT300でも活躍したショウン・トン選手の加入により、とても強固になりました。同時に昨年悩まされたBoPもチーム関係者の努力により、漸く解消されつつありました。その徴候は練習走行の時点ではっきり確認できました。昨年は、ただ真っ直ぐハンドルを持ってアクセルを踏んでいるのにも関わらず、クラス違いの加速で負けていたのです。

昨年の周囲のチームの加速感は見る影も無く、こちらはジリジリと離れていくけれどもコーナリングやブレーキで十分詰められる程度の差にまで落ち着いていました。スープラGT4が多数台参戦したり、ジネッタGT4が復活したりと今季のGT4はとても華やかです。他チームのドライバーも「ここはGT500ですか?GT300ですか?」というようなツワモノばかりです。本当の意味で実力が試されるようになったと思います。

自分はコロナウイルスの影響もあり、先日富士で行われた練習走行にも参加していませんでした。今年仕様の車に乗るのは初めてです。S耐仕様のハンコックタイヤも勿論初めてなので、いつものように少しずつ車を理解していく事から始めました。

ショウン・トン選手の車載やロガーを比較したり、オンボード映像の解析から自身の下手な部分を修正していく作業はとても楽しく、やりがいのある挑戦でした。このプロフィールにも書いてありますが、私は決して特別な存在でも無ければ稀有なトライバーでもありません。皆さんと同じ様に足掻きながら、葛藤しながら上達していければ良いと思っています。2015年の心筋梗塞で、一度は黄泉の国を覗いたんですから今はもうロスタイムと割り切って楽しむ事にしています。

予選は、久しぶりにアタックを許されました。基本的にCドラ・Dドラは基準タイムを超えれば良いので、車の消耗を抑える為にもアタックはしません。ただ、今回は決勝が確実に雨であるという理由でタイヤを温存する必要もありませんでした。雨は雨専用のタイヤがあるのです。

今回はまだ生きている中古タイヤをつけてアタックしました。当日は比較的涼しかったので、2周じっくりと走ってタイヤを温めてから満を持してアタック。まず4秒台に1回入れ、次の周は最終コーナーから1コーナー・2コーナーと最速で来たのですが…

3,4コーナーでST-5クラスの車両と重なってしまい、上のようなグラフ(矢印は車速のグラフ)となりました…。混走の難しい所ですね。見事にその罠にハマってしまいました。結局コレがベストラップとなり4秒を切れず仕舞いです。タイヤのタレも感じたので、そこからは頭を切り替えて、決勝を見据えたラップを刻むテストをしてみました。

GPSロガーだとこんなラップです。
計測位置がズレているので3秒台が出ていますが、実際は4秒1です。レースにたられば、は無いので引っかからなかったら…というヤボな事はいいっこなしです。

で、肝心の安定ラップですが、4.956、3.893、4.492、4.495 とかなり安定して走れているようでした。自分の武器はこの”安定感”だと思っています。一発も速くない、周回ラップも目を見張る程じゃない、でも確実に車を疲弊させずに次のドライバーへバトンタッチできる程度の能力です。このまま4秒台の周回は余裕だったので、決勝となればタイヤの差(とウエット・ドライ)はあれど、何とかなるんじゃないかな?という希望でいました。

決勝は当然、雨です。

経験のあるショウン・トン選手がスタートドライバーを務めてくれました。予選11位からのスタートで順調に周回し、一時は6位までジャンプアップ。更に上位を望める所まで来ていました。3位以下は同一周回だったので、表彰台も狙える位置です。

そんな中、雨脚が強まったのでセーフティカーが入りました。チームはピット消化義務(必ず3回はドライバーチェンジをする事)を果たす為、ピットインします。そこで6位から9位へとダウンしました。そのまま赤旗中断となり、レースが規定時間を超えた所で終了となりました。自分は決勝をステアリングに触る事無く、レースは終わってしまいました。結果も当然満足できるものではありません。何せ、規定をクリアしていない車が上にゾロゾロと居て、それが何のペナルティも無くそのままの順位となってしまったのですから。


でも、これが結果です。

いくら頑張ったり努力をしても、結果は出ません。
正直、結果が出ない事の方が圧倒的に多いです。

それでも、続けていかない限り、スタート地点にすら立てないのです。
今の世の中、要領よく生きていた方が楽ですし、もしかしたらその方が何か別のいい事があるかも知れません。
でもそれだと、“足掻き続けた先に何があるのか”を知る事は一生無いですし、“足掻いた先で掴んだ結果の喜び”も知る事は無いと思います。

どちらが良いかは、私には判りません。
自分は不器用なので、このまま進んでみたいと思います。
次戦では結果が出る事を祈りつつ…

2021年 体制発表! 今年もスーパー耐久 ST-Zクラス エヴァRT初号機 アウディR8 LMS GT4 で参戦致します。

参戦発表です!

Audi Team AS Sport さんから Audi R8 LMS GT4 にてスーパー耐久シリーズ ST-Zクラスへ参戦します!

2010年に誕生したエヴァンゲリオンレーシングです。
チームは国内で屈指の人気を誇るスーパーGTや、鈴鹿8時間耐久ロードレースなどのリアル世界でレースを戦ってきました。
チームの雰囲気もエヴァンゲリオンの世界観を忠実に守っており、マシンのカラーリングは劇中に登場する『汎用人型決戦兵器 人造人間エヴァンゲリオン』のカラーをモチーフにしているため注目を集めています。

それだけではなく、チームに華を添えるレースクイーンもエヴァンゲリオンに登場するキャラクターたちをモデルにしたことで高い人気を誇っています。

■エヴァンゲリオンレーシング
2021年スーパー耐久チーム体制
エントラント:Audi Team AS Sport
参戦車両:Audi R8 LMS GT4
カーナンバー:505
メインスポンサー:株式会社エイチーム
車両名:エヴァRT初号機 Audi R8 LMS GT4
チーム代表:田ヶ原 章蔵
チーム監督:澤田 栄宏
エグゼクティブマネージャー:大山 尚斗
チーフエンジニア:米田 実
チーフメカニック:福田 善仁
ドライバー:西村 元希、岡本 武之、田ヶ原 章蔵、藤原 能成、ショウン・トン
RQ:
綾波レイ役 優月さん
式波・アスカ・ラングレー役 五十嵐希さん
真希波・マリ・イラストリアス役 霧島聖子さん
碇シンジ役 村上楓さん
渚カヲル役 梨砂子さん

各紙掲載情報

Yahoo News
スーパー耐久にエヴァ初号機発進! エヴァンゲリオンレーシングがチーム初のシリーズ参戦を発表
https://news.yahoo.co.jp/articles/5c912668e5a5c7fcbebb277846926edb016255fb

auto sport
スーパー耐久にエヴァ初号機発進! エヴァンゲリオンレーシングがチーム初のシリーズ参戦を発表
https://www.as-web.jp/domestic/675804

Audi Japan Press Center
Audi Sport customer racing 2021 体制発表
https://www.audi-press.jp/press-releases/2021/b7rqqm0000015bmi.html

ご挨拶

今年も残す所、あと10分余りとなりました。

本当に混乱に満ちた1年でしたが、何とか生き残る事ができた事を喜ぶべきだと思います。このコロナウイルスはスペイン風邪がそうだったように、歴史の教科書に載る程の事件でしょう。そういう意味でも、この大禍を乗り切れた事だけでも幸運では無いでしょうか。

まだ来年はどうとか、そういう事まで考えられるほどに落ち着いた訳ではありませんが、何より平穏な1年を望みたいと思います。自分の四柱推命だと今年は大凶でしたが、来年は大吉なので何か良い事があるといいなと思います。

多くを望む事はありませんが、また世界を旅して回れる時代が来る事を祈りつつ、今年のコロナ禍で影響を受けた方々、そして不幸にもその未来を閉ざされた方々に深く哀悼の意を表して新年を迎えたいと思います。来年は幸福量保存の法則に従えば、きっと良い年になると思います!

本当に1年、皆様お疲れ様でした。そしてお世話になりました。
来年もまた、お付き合いの程、宜しくお願い致します!

A.T.FIELD Racing Project FUJI 24HOURS RACE PV

先日の24時間耐久レースのPVが公開されました。是非ご覧ください!

エヴァンゲリオンのワークブランド「A.T.FIELD」レーシングプロジェクト始動

https://www.makuake.com/project/atfieldracing01/

自分が所属しているレーシングチームで、クラウドファンディングがスタートしました。ちなみに普通に買ってもこの位の金額するので、とてもお安いと思います。ワークマンで取り扱っている商品なので、耐久性もバッチリ! チームウェアとして自分も現地で着ています。

是非応援宜しくお願い致します!

Audi 公式サイトに掲載されました

2020年度 Audi Sport customer racing チーム体制を発表

スーパー耐久(ST-Z : GT4)

#505 / Audi Team AS Sport / A.T.Field Audi R8 GT4
A: 西村 元希、B: 岡本 武之、C: 田ヶ原 章蔵、D: 藤原 能成

身が引き締まる思いでいっぱいです。引き続き頑張っていきますので、応援宜しくお願い致します。

ピレリ スーパー耐久シリーズ 2020 開幕戦 NAPAC 富士 SUPER TEC 24時間レース 参戦レポート

練習走行日

最初に飛び込んできたのは、BoP(Balance of Performance / 性能調整) の話でした。そういう話があるという事は聞いていましたが、いざBoPによって Audi R8 LMS GT4 は異常と言いたくなるレベルで調整されていました。まずストレートが全く伸びない、そしてトルクが全く感じられないので、全てのコーナーとストレートで遅くなりました。

テストデイに参加しているので、その時のタイムや速度は敵チームにバレている訳です。テストデイで出ていたタイムから、5~8秒も遅くなってしまったのです。会う人会う人に「壊れてんの?」とか「調子悪いの?」と聞かれて、とても苦しい思いをしました。それでもできる範囲で速度を取り返そうと、とにかくセッティングに時間を費やしました。

今回からレーシングスーツもチームで統一して一新!何とあのエヴァンゲリオンをモチーフとしたものに変わり、滅茶苦茶かっこよくなりました。テンションがダダ上がりです。

予選

予選タイムは他のチームに惨敗、というより今の状況では最善のタイムが出ていたと思います。トップチームは1’49台に対してこちらは1’52.555。GPSで解析をした結果、ストレートと300Rだけで他車から2秒も遅い状況です。トップスピードがとにかく伸びませんでした。トップチームが平均250km/hをオーバーするのに対して、こちらはその10-15km/h落ち。

練習走行日(7/30)に「ウチはストレート一番遅いんでBoPで何とかしてくださいよー」と嘆いていた某チームがST-Zクラス最高速を出していました(苦笑) 政治って怖いですネ。

自分はとりあえず1周で基準タイムクリアし、あとは雨用セッティングをひたすら試していました。

決勝

迎えた24時間はAドラからです。経験もあるので問題無い…はずでした。しかし予選結果が響き、ST-1クラスはおろかST-TCRクラスすら抜けないストレート速度に手も足もでない状況でした。1周辺り同クラスで5~8秒遅い速度でしか走れません。トップ集団は予選と同タイムかそれ以上のタイムで逃げていきます。燃費も対して変わらないので、これは早々に勝負権が無いと思っていました。亀さん作戦でミス無く戦い、他のチームが壊れてくれるのを待つ…という戦いしかできませんでした。悪い事は重なるもので、1時間もしない内にクラス違いの車から追突されてリアにダメージを負ってしまい、更に状況は厳しくなっていきました。

その後、雨脚が強まり赤旗中断。これが4時間も続いたせいで車にはとても楽な戦いになりました。つまり、トップ集団の壊れる可能性がかなり低くなったという事です。

そしてとうとう自分の番が回ってきました。元々夜、というか深夜を担当する事が決まっていたので、気分的には楽でした。雨さえなければ。。雨の中、SCが解除されずひたすらストレスが溜まっていきます。しかも、背後には光軸が狂って上を向きまくったLEDバーをつけた車両がいて、眩しくて仕方ありません。一瞬でもバックミラーを見ようものなら眩しさで目が当分見えなくなります、というかなりました。この追加ライトには恐らくレギュレーションが無いので、自分達だけ見えればいいというチームがいてとても厄介でした。はっきり言ってあれだけ場内が明るければヘッドライトだけで十分なのに…と恨み節ばかりです。それよりAピラーへLEDをつけて色分けして欲しいと思いました。バックミラーで見た時にどのクラスの車か一目瞭然になるからです。そんな上向きLEDバーをつけるより、事故する可能性は低くなると思いますね。

そんなこんなで自分の担当は終了しました。結局ウエットでしか走る事はありませんでした。もしくはウエットタイヤで走ってたらドライになって行ったという感じです。

あとで結果を見て愕然としたのですが、ひとり激遅い人がいますね。自分なんですが。結局ドライ+スリックで走る事は叶わず、雨+フルタン(最大燃料搭載)でしか走っていないので仕方ないんですけれど、何でこんな遅い下手糞がST-Z乗ってるんだ?って思われるんだろうなと心底凹みました。それでもレースの世界では結果が全てなので仕方ありません。

それに自分は一発も速くないので、夜とか雨みたいに皆のラップが落ちる時しか走れないのも問題なんでしょうね。もっと自分が速く、そして安定して走れるようにならないと使って貰えなくなる…という危機感ばかりです。ちなみに自分の最高速度は23*km/hでした。雨という事もあり、これ以上のスピードは出せませんでした。(同時期のトップチームは246km/h) スリップに入っても抜けるどころか離されていくばかりで、途中チクショー!!と叫んでしまった位です。

それでも最後まで諦める事無く、チーム一丸となってクラス6位完走を成し遂げた事は素晴らしいと思います。途中トラブルや故障もありましたし、開幕戦という事もあって改善点や課題も沢山出てきました。今後はそれらを少しずつ修正して、最後はポディウムの頂点に立てるように頑張っていきます。

最後はいつもの写真の練習…です。

最後に。

今回、アルパカッソ様とコラボレーションさせて頂きました。自分がとても好きで突然押しかけて色々と便宜を図って頂き、株式会社アミューズ様に感謝させて頂きます。ヘルメットにアルパカッソのしろちゃん・ももちゃんを貼って24時間一緒に戦いました。

藤原能成さんがしろちゃんと24時間耐久レースに出場!

これはとてつもなく個人的な事なんですが。。自分はアルパカ好きで、よく八ヶ岳アルパカ牧場へ行くのですが今年、希ちゃんという子が生まれたんです。でも身体が弱くて数日で他界してしまいました。今回のレースには、しろちゃん・ももちゃん・そしてヘルメットに希ちゃんを付けて一緒に走りました。無事に育っていたら今頃は牧場を駆け回っていたと思います。その想いも一緒に走らせてあげれて、良かったなあと思いました。

次は表彰台からの景色を見せてあげたいなと思います。