※ この記事は自己責任で行ってください。重大事故にあっても私は知りません。

レース用のイヤホン。レース中にピットと交信する為の大切なモノです。が、これ意外とつけて走ってると痛いんです。ぶっちゃけ見た目は100円ショップで売られているのと変わらないという…

この真中のイヤホン

で、色々と探してみると、ノプロさんの記事にカスタムIEMなイヤホンがありまして、今年の岡山戦で型取りしていたそうです。「いいなぁ…最高だろうなぁ…」と思いつつも、貧乏ドライバーには手が出ない金額(もう少しで公認ヘルメット買えちゃうの)。。

で、色々と探してみると、CTSさんでカスタムモールドIEMレース用イヤホンが売られていました。これが1.5万円

カスタムモールドIEMレース用イヤホン

うーん。元々こっそり音楽関係をやっていたので、カスタムIEMの存在は知ってたしリケーブルなんかも試した事があるので、ふと調べて見るとあるでは無いですが、カスタムIEMの自作。作り方はググってみると、とりあえずベースとなる型を作って、それをシリコンに浸けてメス型を作る。そしたら、その型にUVレジンを入れて固めて終わり。少なくともミッション分解するよりかは楽そうです(比較対象がおかしい)

まずは型を作ってみる事に。インプレッションパッドを耳の奥に入れて、鼓膜保護します。紐ははほっぺたに貼り付けました。そういたらバイトブロックを噛んで耳径を固定します。後は、イヤホン耳型採取専用インプレッション を練り込んで自分の耳へ塗りたくります(笑) ホントは注射器で入れたらいいんでしょうけど、普段から飛行機乗ってて、耳栓を使いまくっているので耳の奥へこういうモノを入れる事は慣れていました。

画像に含まれている可能性があるもの:食べ物

うん、やっぱり簡単だった。これを整えて研磨したら、プラサフを塗る。それをシリコンに入れてメス型を作れば、型の完成。後は、その型にUVレジンを流し込んでUVで固めたら完成。コツは、型の周囲が1mm程度固まったら、取り出してレジンを捨ててしまいましょう。そうすると枠だけの綺麗な型ができます。この穴にドライバ等を組み込む訳です。

レース用だと弾力性があった方がいいので、この元の型をそのまま加工してもいいし、UVレジンのグミータイプ辺りを使うか、医療用シリコンを使えばゴムに近い感触になると思います。内蔵するドライバとかはめんどいので、レース用のはKTELのをバラして使うとか適当な海外イヤホンをバラして使います。調べてから作るまで1日くらいでした。これ、型取りも全部一人でできたから、誰でも作れると思います。是非トライしてみて欲しいですね。実費5,000円くらいだし、何よりものづくりは楽しいです!(笑)