★★★ TOITEC Racing Team リリース ★★★

チームより正式に通達がありましたので、ご報告致します。今年度の参戦は残り2レースを残して終了となりました。経緯は上記URLに記載してあります。先日の富士でだいぶfit3のノウハウを掴んでいただけに、とても残念な事になりました。私自身も今年度は終了という事になりそうです。詳細は伏せますが、車両に関して、どの会社も責任を取りたくないのだなという印象です。

さて、時間が空きましたので、(更新ネタに困って)Rd.3 鈴鹿のタイムについて研究しようと思います。まず、敗者復活100分レースです。自分はスタートドライバーを任されました。決勝は晴れです。重要になってくるのは、近似曲線と言われる点線です。これは、データの予測の問題を分析する時に利用されます。例えば上がり下がりが多い折れ線グラフの場合、全体の傾向としては上がっているのか、下がっているのかを判断する場合に利用します。その傾向が一目で判るというわけですね。

このグラフを見ると、段々と上がっています。つまりタイムが落ちているという事です。11周目でセーフティカーが入っているので、以降のグラフは省略しています。今回は予選アタックのつもりで走れという指示が出ていたので、一番重たい初期から飛ばしています。1周目前の車に抑えられつつ、130Rで大幅にミスをしていましたが、ほぼ予選タイムと同じタイムで走れています。そこからラップ推移はほぼ23秒台です。ただ近似曲線が上昇しているので、少しずつタイムが落ちているという事らしいです。(ただセーフティカーが入ってタイムが落ちているせいかもしれません。)

それとは逆に、決勝では第2スティントを担当しました。天候は雨。鈴鹿では初の雨走行です。どのように走ればいいか判らずでしたが、1周目からほぼ近似曲線のタイムが出ています。その次の周ではGT3車両を抜かさせる為、落ちています。そこからは探り探りのペースで走っていましたが、近似曲線を見るとほぼ水平なので、全体的にはまとめられたのかな?と思います。

他車の雨のベストラップと比較すると、

06号車 2’35.816 2’34.375
59号車 2’34.173 2’35.235
20号車 2’35.121 2’36.828

なので、自分の 2’35.518 なら、鈴鹿初の雨走行を考慮して、ギリギリ及第点かな……。まだまだ精度は足りませんが、日々精進で頑張りたいと思います。