新年から既に2ヶ月も終わろうとしています。光陰矢の如しとはよく言ったもので、今年も色々な活動を初めています。もうしばらくしたら色々と今年の活動のご報告ができると思います。

2月は最初に北海道某所にて行われた、氷上講習会へ参加して来ました。この講習会は一般公開されていない、かつプロ中のプロが教えるという事で緊張しまくりでした。案の定というか赤旗を出しまくり、皆様には大変ご迷惑をお掛け致しましたが、とても得るものも多く、プロとアマの差はこういう細かな所から積み重なっていくんだな!と理解できた事がとても大きかったです。

ちなみに前日、食あたりを起こして体調が最悪&この冬一番の大寒波が札幌を襲い、前日の気温は-14℃。氷上では-20℃でした。ぶっちゃけ凍るかと思いました。

帰ってきてから1週間後。いつもお世話になっている、シミュレーターショップD.D.R様よりお誘いを頂いて、都内のシティカートで行われたカート大会へ参加してきました。とは言え、実は自分。カートはほとんど経験がありません。。モータースポーツ界では珍しいのですが、カートより先に四輪へ行ってしまったので戦々恐々です。

現場には、VITAが展示してありました。そしてそろそろ始まるという時に…

関谷正徳監督!!!!?ル・マン24時間レース日本人初の総合優勝者が。。というか、参加しているメンツがD1ライツ選手・元全日本カートのトップ常連・GT500ドライバーと、場違い感半端なかったです。。場末ドライバーの辛い所(笑)

カートは耐久レースで、予選タイムの早い順からチーム分けされました。最終的には6チーム中5位でしたが、怪我も無くとても楽しいレースとなりました。特に自分が走った時は、たまたま未経験者が多かったので怒涛の追い上げと追い抜きで盛り上げたつもりです(笑)

最後の記念撮影は全体撮影とレーサーのヘルメットを並べた写真を撮りました。何と自分も末席に加えて頂けて、感激しています。。

たまたま置いてあった千代勝正選手のヘルメットをパチリ。戦う男の道具は何でもサマになりますねぇ。(一応写真も趣味なのです、自分)

そしてふと帰り支度をしていると…奥の駐車場から爆音がしてきました。今回のカートの参加者やスポンサーの方々のお車です。。プチオートサロンと化していました。。

AMG GTS・Lamborghini ウラカン・そしてFerrari 488 PISTA。ここだけで奥超えますね。ため息しか出ません(笑) 特にFerrari 488 PISTAなんて、日本に何台あるの?というレベルの超希少車。

いやー、エグいくらいかっこいいですね。フロントバンパーの後ろ、つまりナンバープレートの後ろとボンネットが繋がっていて、ここでエアロ効果を生み出しているようです。こんなマジマジと間近で見れる機会はほぼ無い…と思っていたら、何と乗せてもらえました。。

オーナー「ああ、いいよ!どんどん乗っちゃって!

いやはや…器の違いとはこういうものですね。傷をつけないように滅茶苦茶緊張して乗せて頂きました。エンジンのブリッピングレスポンスも凄まじく官能的。さすがフェラーリといった感じです。

アルカンターラのダッシュボードに赤のステッチ、到るところにカーボンパーツ。エアコンなんかは最低限の装備(温度調整もダイヤル式)でした。華やかさとは裏腹に質実剛健という印象です。ステアリングには見慣れたモード切替スイッチ。メーターは勿論フルデジタル。

ちゃっかりと写真を撮って頂きました。素晴らしい思い出です。

名前を出せば誰でも知っている超有名企業の社長さんもフェラーリに座ってご満悦。その位、この車には魅力があるんですよね。座るだけで笑顔が溢れる車だと思います。

そしてまた夜のフェラーリってかっこいいんですよねー…。さすがイタリアの血…

そしてこの翌週は、D.D.Rさんで今年のシミュレーターマシンの開発を行いました。定期的に自分達が乗ったレースカーの挙動を反映するようにしています。勿論セッティングは千代勝正選手。GT3やスーパーフォーミュラの挙動を実車からフィードバックしています。何度もトライアンドエラーして、ドライバーが実車に近く、かつ乗っていて楽しい車に仕上げました。素人さんでもトラクションコントロールやABSをフル稼働させれば、それなりに走れるように作っています。プロとアマ、どちらでも楽しめる懐の深い車作りをコンセプトにしているのが、D.D.Rさんです。

私も Assetto Corsa の TCR車両のセッティングをフィードバックしました。ハイパワーFF車両特有の動きを再現したつもりです。これも攻め込んでいくとアンダーが出たり、コーナーの立ち上がりでラフにアクセルを踏めばアンダーが出るようにしています。霧本的にTCR車両はハンドルをまっすぐにしてから全開しないと、内輪がホイルスピンしちゃうんです。そういった細かな部分も調整して、ある程度納得ができる妥協点で仕上げました。是非、楽しんで欲しいです。

スーパーフォーミュラ2018版もかなり似通ったタイムが出るようです。

こんな感じで駆け足の活動報告でした。今年も無事にレースへ参加できればいいと思っています。ただ年々病気が酷くなっているので、体調管理には気をつけたいと思います。