栃木Quality主催 TC1000走行会 に講師として招いて頂きました。毎年ご依頼を頂いて参加させて頂いているのですが、皆さんのマナーがとても素晴らしい走行会だと思います。

初心者クラス・中級クラス・上級クラス・ドリフトクラスと別れていますが、中級でも42秒台が沢山、上級に至っては38秒台も見えるようなタイムが出るという走行会の中でもハイレベルな人達が集まっています。

しかも痛車が多いという、とても珍しい走行会です。皆さん、それぞれとてもカーライフを楽しんでいるという感じを受けました。スタッフ数も半端なく多いので、滞りなく進行していきました。

今回は自分だけでは無く、元チームメイトの加藤選手も講師に加わってくれたお陰で走行会として皆さんに沢山の事を教える事ができました。勿論いつもの通り、同乗走行も致しました。

自分が担当する車両には、Qstarz様のBT-Q1000eXを取付けてドライバーさんへ、アドバイスさせて頂く事も実施致しました。これがかなり好評で、ブレーキングポイントやラインの差が一目瞭然となるので、視覚的にも分かりやすく伝える事ができました。やはりロガーは必要だと思います。

(Amazonリンクには韓国製と書いてありますが、台湾製です。それにS耐で何度も使っていますが簡単には壊れません)

同乗走行はオーナーさんの隣に乗って、癖や悪い所を見つけてその場その場で指摘します。但し一度に沢山の事を言ってもダメなので、一番目だった所を修正する方向で指示していました。そして、実際にハンドルを握ってこういう風に乗るといいよ、と教えていきます。運転している間、ずっと喋り続けるので実は結構しんどかったりします(笑)

でもオーナーさんによっては、「2秒もタイムアップしました!」とか「どうしても苦手だった所がうまくいって0.3秒更新しました!」と言われると、とても嬉しいですね。

こんな感じでアドバイスシートを作成してオーナーさんにお渡ししています。

20180203_TC1000

誰が誰かはボカしていますのでご安心を。

最終的に多少のトラブルや事故はありましたが、怪我する方も無く無事に走行会は終了致しました。モータースポーツがどんどん縮小していく中で、この様にカーライフを楽しんで頂けるのはとても嬉しいし、自分もその発展に少しでもお役立ちすればいいなと思います。

写真を撮れる時間がほぼ無かったのが残念…