ENEOS スーパー耐久シリーズ2025 Supported by BRIDGESTONE 第3戦 富士 24時間耐久レース 2位 表彰台獲得!

ENEOS スーパー耐久シリーズ2025 Supported by BRIDGESTONE 第3戦 富士 24時間耐久レース 2位 表彰台獲得できました!!


以下、レポートです。

[練習走行]
水曜日に現地入りして、本格的な練習走行が始まりました!
とはいえ、時間は1枠90分。そしてそれが2本です。
今回はドライバーが6名いるので、一人当たりせいぜい15分×2枠程度です。

1周が2分程度なので、6周*2枠 …と言いたい所なのですが、毎回ピットへ戻ってくるので

1. ピットから出ていって1周
2. 1~2周アタックしてタイム計測
3. そのままピットイン…ドライバー交代

くらいしかできません。

今回限りのスポット参戦の方もいるので、その方達に慣れてもらうべく時間を取らなければいけないのでとてもバランスが難しいですね。
自分も3月以来で久しぶりなので、少しずつ慣れていこうという感じで運転していました。

今回からも沢山のご支援を頂き、スーツが更に彩り鮮やかになりました。
本当にありがとうございます。

車、スーツに沢山のロゴを入れさせて頂きました!

タイヤも中古ですし、燃料搭載量も全然違うのでまずは慣れです。
今回も予選に向けてのシミュレーションできなかったのがちょっと心残りでした。
ただ予選は雨予報、という事で新品タイヤでの予選シミュレーションはありませんでした。

[予選]
気温は15℃、そして朝方降った雨のせいで所々濡れている状態でした。

まずはAドラ、今井選手が渾身のアタック!
これがなんとクラス2位という凄まじいタイムを叩き出しました。
しかし一般的にAドライバーはジェントルマンドライバーが乗ると言われています。

エース級のドライバーはBドラ…というのが習わしです。
そして私はBドライバー…本当に胃が痛くなるほどでした。何せポールポジションが掛かっているからです。いくら予選が余り重要ではないとは言え責任重大です。

装備類を装着し、シートに座り込んでじっとスタートを待ちました。
今回は15分の予選の内、5分経過したら出る予定でした。
最初に出ていった人達が路面のゴミを拾ってくれたりしますし、アタックするタイミングをズラす事でトラフィック渋滞を回避できるというメリットがあります。
反面、何かあるとアタックする時間が減るので機会損失になります。

今回はそのデメリットが出てしまいました。
3分程経過した所で、赤旗が出てセッションが中断。
集中が一旦途切れてしまいそうになりした。

更に悪い事に予選再開時には各ピットから一斉にアタック車両が出ていく事態になりました。
当然、そうなると団子状態になるので走りにくくなります。
(連休中の高速道路みたいな感じですね)

自分はその渋滞に極力巻き込まれないように、ピットの指示をもらいながらタイヤを温めていました。
そろそろタイヤも熱が入っていいタイミングかな?と思った時には、前が団子状態だったのでアタックできず。

前との距離を作る為、もう1周走る事になりました。
結果的には、本当に一番タイヤの美味しい所を少し外してしまう結果となり、また100Rというコーナーで下位クラスに少々引っかかってしまいました。

精一杯走ったのですが、色々と戦略のミスも重なりAドラの0.6秒落ちでした。
最終的に、#39 がクラス2位。
#38 の私達はクラス3位からスタートとなります。
この辺りは1秒違うだけで順位が7つほど入れ替わる程の激戦区でした。


A Dr(IMAI) 1’52.937
B Dr(FUJIWARA) 1’53.549
クラス3位

今回もチームスポンサーの桃谷順天館様が化粧品のサンプルをお配りしていたので、自分もひたすらお手伝いして配らせて頂きました!

[決勝]

グリッドウォークもたくさんの方々に応援しに来て頂き、本当にありがとうございます!

決勝は最初から大荒れのスタートとなりました。
激しい雨のせいでスタート時刻が1時間遅れの16時に。
ここで予定と戦略が大きく変わりました。

まず、前提条件をご説明します。

18:30 ~ 5:15 は夜間走行時間となり、過去2年以内に走行義務を果たしていないと走行する事はできません。私は2023年の練習走行で夜間走行しているので、この条件はクリアしていると思っていました。しかし、その記録は残っていませんでした。

そして、昨年。私はTCRクラスへ参戦したのですが、当初3台で走るはずが2台のシビックTCRは
24時間耐久への参戦を見合わせる事に。

1台ではレースとして成立しない。走ってもいいけどポイントが付与されない。」

という通達がありました。
以上の理由により、ただ走るだけでは予算の無駄という事でクラスが成立しませんでした。

今年は2回、24時間走行の為の練習の機会があったのですが、1回目はチームが参加せず、2回目は私自身がイギリスに居た為参加する事は叶わずでした。

結果として、夜間走行許可が降りないという事態になりました。
この通達を受けたのが木曜日です。

ここで色々と計算が狂っていたのですが、それでも何とか戦略を立て、スタートがCドライバー、そして私に繋ぐ予定でした。

15:00スタートであれば、16:30までCドラが運転し、18:00までの1時間30分は私の予定でした。
しかしディレイにより、16:00スタートで17:30まで運転するとなると、私は1時間未満しか乗ることができません。

それだとピット回数が1度増える事になり戦略的に不利になる…という理由で、私の土曜日の走行はできなくなりました。

しかし、夜間に走るドライバーの負担を少しでも減らそうと、スタッフとして様々なサポートをしました。少しでも快適に乗れるように、走行を終えたドライバーのインナーやスーツを乾燥機で乾かしたり水分補給や快適に過ごせる環境作りをしていました。

夜間は霧や事故で赤旗中断が何度も繰り返されました。その時間で寝ようと思っていたのですが、トラックの荷台に設置された簡易ベッドでは寒すぎて凍えそうになり、ほぼ寝る事は叶わず徹夜で朝を迎える事になりました。

その後、監督より「走行可能時間になったら即交代する」という指示が出ましたので、その準備を開始。
これが朝4:30でした。

実際乗車できたのは、セーフティカー等の導入でディレイし、6時少し前に乗車となりました。

この時点でまだクラス4位でした。私のスティントは新品スリックタイヤ、そして燃料満タンでの走行となりました。気候や赤旗、睡眠不足等、色々な意味で疲れていたのですが、タイヤを潰す事なく、かつ車に最小限の負担で済むような運転を心がけました。

例えばコーナーに設置されている縁石。これは高さ5cmほどのデコボコですが、これを踏んでしまうと少しずつ車にダメージが蓄積します。踏まないように踏まないようにしたいのですが、当然速度が上がったり、他車を抜いたり抜かれたりすると幅寄せをくらって踏まざるを得ない状況になります。そうならないように他車との位置取りも調整しながら、基準タイムのプラスマイナス0.5秒で走行を続けました。

そんな頑張りと祈りが神様に通じたのか、私の乗車中にライバル車が燃料の計算ミスでサーキットの途中で停止した為、順位は後退。3位へと浮上しました。

1時間20分程度の所で、タイヤ交換せずFドライバーと交代。
戦略でFドライバーをショートスティントにしてタイヤ交換せずDドライバーと交代。

目まぐるしく事態が変わります。
そしてDドライバーもタイヤ無交換のまま頑張ってペースを維持してくれました。

1時間程して、私へと再度交代。左側の前後タイヤのみ新品へと交換しました。
このサーキットは時計回りです。右に曲がるコーナーが多いので、必然的に左側のタイヤは遠心力へ耐える事が多くなります。よって左側のタイヤがより摩耗する訳です。

そこで左側だけ新品タイヤへ交換しました。
本来は全てのタイヤを新品にした方が良いのですが、2本のみにすることでピット時間を20秒ほど短縮できます。しかし当然片側は新品タイヤ、片側は疲れ切ったタイヤ。
バランスは悪く、左右に摩擦力の差が発生するのでブレーキも挙動も安定しません。
それでも何とか安定したタイムを刻み続けて、チャンスが来るまで耐えました。

チャンスは突然、やってきました。

30分後、停止車両の除去の為にFCY(フルコースイエロー)が出ました。
FCYが出ると全ての車は50km/hに制限されます。
つまりこの間にピット作業をすれば時間の節約になります。

しかし、FCY中はピットへ入る事ができません
大体FCYが出る時には、コースのどこかで何かしらのトラブルが発生しています。
そのトラブル発生を察知した瞬間、ピットから指示が飛んできました。

無線「今どこ?!」
私「13コーナー(最終セクター)です」
無線「この周にピットイン!この周にピットイン!」

そのままピットへ飛び込みました。

私がピットへ入ってしばらくして、FCY宣言が出てピットへ入れなくなりました。
絶妙のタイミングでピットに入れた事により、大幅にタイム差を詰める事に成功!
ドライバー交代も難なくこなし、少しでもタイムを稼ぐ為、タイヤ無交換で次のドライバーへと託しました。

その後、ライバルチームの車両にブレーキトラブルが発生。
数周のピット作業を余儀なくされ、私達の表彰台はとりあえず確定し2位へと浮上しました。

あとは順位だけです。
1位は独走だったので、2位になれるかどうか…という所でした。
しかし、先ほど燃料の計算ミスで後退したライバルチームの車がプロドライバーを投入して、物凄い速度で追ってくる展開に。

残り、1時間20分の時点で、3位とのマージンは1分40秒。
1周2分程度と考えると、残りは40周程度です。
100秒のマージンがあるので、1周2.5秒遅くても勝てる計算です。

しかし、ライバルチームの車が1周3秒も速いペースで追い上げてくる展開に。
それを察知した私達のドライバーも車両のダメージを気にせず全開走行へとシフト!
タイヤ無交換という状況ながらも、1周1秒程度の差までタイムアップし、息詰まる展開になりました。

見ている方は気が気ではありません。
残り30分の時点でマージンは50秒…
残り20分の時点でマージンは40秒…

20分という時間が永遠のように感じられました。
しかし、残り10分でマージンが35秒程度になった時に、ライバルチームの車はペースダウン
恐らく抜けないと判断して、完走へと切り替えたのでしょう

相手の心をへし折って勝ち取った2位表彰台、その場の全員が破顔一笑しました。
私達の車両のドライバーに専業のプロはいません。

24時間耐久レース自体、初参加ドライバーが2名。
しばらくS耐から離れていたドライバー、下位のクラスでしか走った事がないドライバー2名
そして未熟な私。

このメンバーで、プロドライバーを集めたライバルチームに勝ちました。
ノーミス・ノーペナルティ・ノー接触、これを達成できたのは一重にチーム・ドライバーが一体となって努力、研鑽した結果だと思います。
それぞれができる事を最大限頑張った、ただただそれだけです。

そして苦しい時、支えになったのは応援してくださっている方々でした。
この報告ができる事を喜ばしく思います。。

本当に嬉しく、そして本当に悔しいレースでもありました。
やはり一番高い所を目指して戦っている以上、ここで満足してはいけないと思います。

今度こそ優勝目指して頑張ります!!
応援宜しくお願い致します。


LEXUSのFacebookページで結果が投稿されました!
LEXUS Facebook 投稿

2025年度 個人スポンサー一覧

公式グッズ販売サイト「2025年 個人スポンサー 募集 & グッズ販売」
今年はありがたい事に本当に沢山のサポートを頂く事ができました。そちらをご紹介させて頂きます!
※情報公開したのが昨日の為、まだ掲載しきれていないスポンサーがいらっしゃいます





2025年 個人スポンサー にて

グッズをご購入して頂いた全ての方々!



皆様からのご期待を一身に背負い、身が引き締まる想いです。
グッズはまだまだ販売中(一部欠品有り、生産予定です)


まだまだ募集しています、是非応援、宜しくお願い致します!

ENEOS スーパー耐久シリーズ2025 Supported by BRIDGESTONE 第1戦 もてぎスーパー耐久 4 Hours Race 3位表彰台獲得!

ENEOS スーパー耐久シリーズ2025 Supported by BRIDGESTONE
第1戦 もてぎスーパー耐久 4 Hours Race 3位表彰台獲得できました!

以下、レポートです。

[練習走行]
今回、初顔合わせのドライバーさんですが、何とC,DドライバーがS耐初めての新人さん!
今年は完全にドライバーを入れ変えた新人教育も兼ねたプロジェクトになりました。

チーム代表自らが監督・ストラテジーを担当し、監督からも「まずは完走を目標」との事。
それに伴い、私はできうる限りに新人ドライバーさん二人にS耐の流れや気を付けねばならない事を教えていきました。

耐久レースはスプリントと違い、やらなければいけない事が多々あります。
自分だけが速ければいいでは完走できず、。結果が残らなくなってしまうのです。
だからとにかく協力が大事、そして個々の足りない所はベテランが助けるからみんなで頑張ろう!という心意気で望みました。

今回はBドラという事でスーツも新調しました!

やはり新しいスーツはいいものですね。早速自分の個人スポンサー様のステッカーを車へ貼ります。毎回、この瞬間がとても嬉しいなと思います。

まずは車へ慣れる為に順当に周回を重ねました。タイヤも中古ですし、燃料搭載量も全然違うのでまずは慣れです。ただ予選に向けてのシミュレーションできなかったのがちょっと心残りでした。

[予選]
私はBドライバーなので、Aドライバーの次に走行します。
燃料は数周走れるだけの超軽量状態、しかし新品のスリックタイヤがどの程度で温まるのか。全てが未知数でした。練習走行では軽い状態で走る事はなく、しかも新品のスリックタイヤは初投入。
もはや自分の経験だけが頼りです。

Aドライバーのアタックから現状をヒヤリングし、今できるスキルを出し切って走りました。何とかAドライバーと0.12秒差で終了。車両を壊さず、かつタイヤを決勝の為に余り使わずに走行しました。練習走行ではタイヤも古かったので2’10.9が最高でしたが、4.4秒アップで予選を終えました。

A Dr(IMAI) 2’06.421
B Dr(FUJI) 2’06.542
クラス4位

ピットウオーク。華やかに彩られたRA(旧RQ)さんとドライバーさんとパチリ。
チームスポンサーの桃谷順天館様が化粧品のサンプルをお配りしていたので、自分もひたすらお手伝いして配らせて頂きました!

ホテルに帰って使ってみたのですがとても肌がもちもちすべすべになりました(笑)

[決勝]

グリッドウォークもたくさんの方々に応援しに来て頂き、本当にありがとうございます!

決勝の走行順は身長差や経験を考慮し、A → B → D → C ドライバーの順に決まりました。
前半は荒れる事があるのでベテランが担当し、後半で新人さんにマイレージを稼いでもらう作戦です。もし優勝争いができるなら、最後の走行枠を一番速いドライバーに担当させる魂胆です。
Aドライバーには最低乗車時間が決められているので、それをクリアしてしまえば戦略の幅が広がります。

決勝スタートは、S耐TVを見て頂ければ幸いです。
https://www.youtube.com/live/mDqJyvN6F8k?si=BPtlZQSBDFDXRvCB&t=4037

Aドライバーはスタートを無難にこなしました。このスタートで珍しい事が起こりました。
39号車 ,15号車 ,16号車 ,38号車 の順でスタートしていくのですが、
15号車がスタート時に痛恨のシフトミス。そのせいで16号車が前に出てしまいました。

ルールではスタート時、スタートラインまで追い抜きは禁止です。
よって、この時点で16号車にはドライブスルーペナルティが課せられることになります。

39号車 ,15号車 ,38号車 ,16号車 というカタチになり、3位へ。
更に3周目には15号車がスピン。
39号車 ,38号車 ,15号車, 16号車 というカタチになり、2位へ。

そのままAドライバーは安定して走行し、1時間10分後で自分へと交代。
私の交代の際にはタイヤ無交換でした(実は聞いていませんでした笑)
程々にお疲れのタイヤに加えて、燃料最大搭載での走行はこの車両で初経験です。

そしてAドラさんはドライバー交代の際にシートにアンコ(5cm位の厚みのクッション)を入れているのですが交代時に取り忘れていました。久しぶりのレースで焦ってしまったのだと思います。私はそれを取ろうと思ったのですが、シートベルトが締まってしまい取り外せず。結局、腰の後ろにクッション付きの厳しい姿勢で運転になりました。
しかし、そういうミスをサポートするのも、ドライバー同士の役目だと思います。

走行は全体的に結構厳しかったです。
タイヤもまあまあ滑りましたし、姿勢が悪いのでだんだんと腕が痛くなりました。
それでも何とかAドライバーのラップと同等近いタイムで走行し、我慢のレースを続け何とか次へバトンタッチする事ができました。

自分には課題がいくつかあり24時間耐久に向け、色々と試したい事があったのでそれをひたすら実践しました。結果としてはとても満足が行く結果でした。

そんなこんなで走行していると、 39号車 , 16号車, 38号車, 15号車 という順位に。

そしてCドライバー,Dドライバーとも無難に走行をこなし、デビュー戦で何とか表彰台へ連れていく事ができました。

ひとまず最低限の結果が取れて満足ですが、それでも2位を獲得する事は可能だったレースだと思います。まだまだ私にも足りない所ばかりです。

次戦鈴鹿をお休みし、私は 5/30~6/1の24時間耐久レースに参戦します!!

今度こそ優勝目指して頑張ります!!
応援宜しくお願い致します。


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今年は色々と準備もして、皆様に楽しんで頂けるよう努力してきました。

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ENEOS スーパー耐久シリーズ2025 Supported by BRIDGESTONE 参戦発表!

正式に公開されましたのでご報告致します。

今年も ENEOS スーパー耐久シリーズ2025 Supported by BRIDGESTONE に参戦する事が決定致しました!

ST-3 クラス に、クラスチャンピオン常連 の TRACYSPORTS with DELTA から LEXUS RC350 にて参戦する事が決定致しました。38号車 です。

マシン名:[ TRACYSPORTS with DELTA RC350 TWS ]

昨年参加のチームが24時間へ参戦しないという事を早めに聞いていたので、どうしても24時間へ参戦したかった私はチームとも相談し、今年のTCRへはスポットでの参戦を依頼しました。
そして、いくつかのチームからオファーを頂いたのですが、やはり表彰台を確実に狙えるチームで無ければ参戦しても仕方がない…という事で、TRACYSPORTS with DELTA 様へ合流させて頂いた次第です。

しかし、今年の自分のスケジュールとスーパー耐久の予定が非常に噛み合わず、現在確定しているのが Rd.1 開幕戦(モビリティリゾートもてぎ)・Rd.3 (富士24時間) のみです。
理由ですが、Gazoo Racing Philippines Cup への参加や、Rd.2 に至っては海外への短期留学中という事もあり、参加できません。
また、8月以降のスケジュールもまだ未定となっています。

そんなあやふやな状態を汲んで頂いたチーム・スポンサー・応援してくれる方々には感謝してもしきれません。
開幕戦から表彰台の一番高い所を目指して頑張ります!!


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2025年 新年あけましておめでとうございます!

新年明けましておめでとうございます、本年もどうぞ宜しくお願い致します。
まずは、ご挨拶と共に昨年の話を色々としていきたいと思います。

まず、2024年の24時間レースへ参戦できなかった事。これは今でもずっと心に深く後悔として残っています。
参加はできてもポイントがもらえないのでは参加する意味がない。
これはチームとして非常に正しい判断です。レギュレーション上では全く問題がないはずだったのに、突然ルールーが変わり、参加する事を断念されられた無念はいつか晴らしたいと思います。

それとは別に、自身13年ぶりのクラス優勝は格別でした。
周囲は競合だらけ、伝説のドライバーや新進気鋭のドライバー達がひしめいている中で、それらをくだして優勝できた事は本当に自分にとってもチームにとっても、そして応援してくれるスポンサーにとっても素晴らしいできごとでした。

信頼できる仲間達と勝ち取った勝利の味は格別でした。

しかしそれと同時に反省すべき点もたくさんありました。
久しぶりの年間エントリーだったせいもあり、自分が車に対してアジャストするまでとても時間を要した事や、あの時にああすれば…というような後悔もまだまだあります。

逆に言えば、まだまだ伸びしろがあるという事なので、今年も新しい事へ挑戦しつつ頑張ります。
今年も相変わらずまだ予定は未定ですが、身体が動いて命続く限り走り続けたいと思います!

本年もどうぞ宜しくお願い致します!

ENEOS スーパー耐久シリーズ2024 Supported by BRIDGESTONE 第4戦 もてぎ戦 レポート

2024/09/7 ENEOS スーパー耐久シリーズ 2024 第4戦モビリティリゾート戦のレポートです。

応援してくださった方々、本当に長らく…お待たせ致しました!
念願の優勝を皆様に届ける事ができました!!
私は2011年以来、13年ぶりの優勝です。

今まではずっと2位ばかり、2015年から何度も表彰台に上がっては居ますが優勝できず悔しい思いをしていました。
やっと、やっと形になりました!

[予選]
予選は、練習走行の時点でライバルより遅い事が判っていたので、結果に驚きはありませんでした。
Aドライバではクラス2位、チームとしてはクラス3位からのスタートです。


[決勝]
決勝はスタートドライバーを務めました。
こちらも7年ぶりという事で本当に緊張しました。

決勝スタートは、S耐TVを見て頂ければ幸いです。
https://www.youtube.com/watch?v=GX0zF6LhxAQ

予選では全く歯が立たなかった相手ですが、レースは長時間なのでとにかく自分のペースを守りました。

暑さのせいか、ライバルもペースが上がらず何とかついていく事ができました。私はロングランには自信があったので、前を追いながらもかなりのショートシフトを心がけていました。

走行を終了した際に2位でバトンを渡せました。
残りはエースドライバーが控えていたので、これなら勝負になる!!と期待していたのを覚えています。

チェッカーフラッグを受けた瞬間には、思わず泣き叫んでメカ達と抱き合いました。

チーム・メカ・ドライバー全員が一丸となり、全くミス無く完璧な仕事をしてくれた結果だと思います。

前回のオートポリス戦では、自分の判断ミスで車を止めてしまいチームに迷惑を掛けてしまった事。
ずっと心に棘が刺さっていました。
漸くその棘が抜け、肩の荷がおりました。

本当に応援ありがとうございました!
次戦鈴鹿も連勝に向けて頑張ります!

引き続き応援宜しくお願い致します!


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ENEOS スーパー耐久シリーズ2024 Supported by BRIDGESTONE 第3戦 オートポリス レポート

2024/07/27-28 ENEOS スーパー耐久シリーズ 2024 第3戦オートポリス戦のレポートです。

オートポリスは2017年に走行して以来の3度目でした。
ほぼ未経験のサーキットなので、練習が必要だなと感じていました。
冨士のテストでは6周だったので、TCR車両にも慣れないといけません。

[練習走行]
7/26 の練習日、2枠ありました。
元々のスケジュールでは、予選シミュレーション・決勝シミュレーションを行う予定でした。
しかし、最初の1枠目で、車両トラブルがあり走行時間が取りませんでした。

2枠目は突然の大雨に翻弄されました。
確認の為、経験のあるドライバーが乗り込んだ所、サーキットの路面のオイルの為ガードレールへ接触。
幸いな事に車の駆動系には影響がありませんでしたが、外装を含め大規模な修理の時間が必要となりました。


[予選]
私はAドライバーなので、最初に走行しました。
ブリジストンの新品スリックタイヤは始めてなので、挙動も全てが未知数でした。

そこで決勝とBドライバーに全てを託す為、情報を取る為だけに4周走りました。
外気温36℃ 路面温度55℃という灼熱のサーキット。
タイヤは一瞬で熱ダレする事が判り、Bドライバーへそれらのインフォメーションを伝え、
私はタイヤを消費させないように走行終了しました。


[決勝]
予選の状況をドライバー同士で共有し、車両のセッティングを大幅に変更しました。
結果としては大正解、決勝前のチェック走行で良いフィーリングがあったそうです。

決勝スタートは、S耐TVを見て頂ければ幸いです。
https://www.youtube.com/watch?v=6pcsZtjE-8Q

Bドライバーの奮闘により、予選では圧倒的に劣っていたのに、2周目にはクラストップを奪還。
しかし1時間が経過した所で激しいクラッシュがあり、その事故処理の為、セーフィーカーが導入されました。

セーフィーカー中のドライバー交代をして、Dドライバーへ。
更に残り3時間で、Cドライバーへと繋ぎました。
私とCドライバーの二人で3時間、つまり均等割で1人1時間30分の走行となります。

Cドライバーもほぼ走行していないので慣れないながらも無事に走行し、
残り1時間30分の時点で私へと交代になりました。

しかしピットアウト時に車両のコンピュータが、突然原因不明のセーフィーモードに入ってしまいました。
その速度リミッターが、何故かどうやっても解除できませんでした。
自分ではどうにもならなかったので、ピットに戻り正常な状態に戻して、再度スタートしました。

ここからは、タイヤを労りながら順調に走り続けました。
しかし、満タン状態の車がどういう動きをするのか、どの位、ブレーキが効くのか、このタイヤはどの位持つのか。
とにかく情報が全くなかったので、手探り状態でした。

しかし幸いな事に、少しずつアジャストしつつ1時間以上はノントラブル、
かつライバルと全く遜色ないタイムで、安定して走り続ける事ができました。
これは自分にとって、とても素晴らしい経験になったと思います。

残り10分の所で急に焦げ臭い匂いと共に、車内が煙で真っ白になりました。
思いつく限りの情報を無線で伝えましたが、この状態ではトラブルの原因は解らず。
コースにオイルを撒き散らす可能性や車両火災の可能性も考え、コースから一番離れていて
かつ消火活動ができる場所に移動させました。

私の経験不足で、この症状が何だったのかを特定する事ができず、リタイアにしてしまった事は
本当に申し訳なく、言い訳のいいようもございません。

せっかく応援して頂いていた方々へ、勇姿を見せられず申し訳ございませんでした。

次戦は9/7 モビリティリゾートもてぎ 5時間耐久です!
今度こそ…表彰台のトップ目指して頑張ります!!

引き続き応援宜しくお願い致します!


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ENEOS スーパー耐久シリーズ2024 Supported by BRIDGESTONE 参戦発表!

正式に公開されましたのでご報告致します。

ありがたく、今年も ENEOS スーパー耐久シリーズ2024 Supported by BRIDGESTONE の ST-TCR クラス に、Audi Team SHOW APEX から Audi TCR RS3 LMS にて参戦する事が決定致しました。430号車 です。

いまからとてもワクワクしまくりです。

マシン名:[ エヴァRT初号機Audi RS3 LMS ]



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ENEOS スーパー耐久シリーズ2023 第2戦 NAPAC 富士SUPER TEC 24時間レース 2位 表彰台獲得!

ENEOS スーパー耐久シリーズ2023 第2戦 NAPAC 富士SUPER TEC 24時間レース ST-3クラス #39 にて2位表彰台を獲得致しました

正直、自分は役立てたというより勉強勉強という意味合いが強かったと思います。
やはりギリギリまで参戦できるかどうか、という所から急いで身体を作り、ジムへ通い、ダイエットをし、シミュレーターで色々と勉強をしてきました。

久しぶりにコースウォークもして、変わった路面状況や段差、縁石の高さ等を確認したり。それでも、やはり準備期間の少なさは否めませんでしたね。

とは言え、チームはST-3クラスをワンツーと最高の結果が出たと思います。これをひとえにスポンサー様、チーム関係者、メカニック、ドライバー、そして全ての応援してくれるファンが居たからこそ、成し得た事だと思います。

今はただ、その余韻を噛み締めつつ次へのステップを踏みたいと思います。
応援、ありがとうございました

ENEOS スーパー耐久シリーズ2023 第2戦 NAPAC 富士SUPER TEC 24時間レース 参戦決定!

正式に公開されました。

ありがたく、今年も ENEOS スーパー耐久シリーズ2023 第2戦 NAPAC 富士SUPER TEC 24時間レース の ST-3クラス に、TRACYSPORTS with DELTA から参戦する事が決定致しました!

39号車 エアバスター WINMAX RC350 TWS です。車両は勿論、LEXUS RC350 !

昨年まではST-Zクラスで参戦していましたが、今年は参戦せずという事で富士24時間開始以来、連続出場記録も途切れるかなぁーと思っていました。それに輪をかけて今年は年始早々から忙しく他チームと交渉する事もままならずでした。

そんな時に声を掛けて頂きました事、誠に感謝致します。


https://gazoo.com/feature/supertaikyu/22/05/23/S039/

(引用元) https://gazoo.com/feature/supertaikyu/22/05/23/S039/


ST-3クラスは台数こそ減りましたが、強力な競合だらけです。しかもチームは昨年のクラスチャンピオン!
…というか、3年連続のクラスチャンピオンチーム!!!

何としてでも生き残り、表彰台のトップを目指したいと思います。


今年からはコロナ関係は5類に移行した事もあり、大幅に移動制限が解除されるようです。それから、今年も J SPORTS での放送が決定しました。

放送
配信日
放送/配信
時刻
放送配信
5月27日(土)午後2:30~午後6:20Part1[スタート]
5月27日(土)午後9:30~午前0:00Part2[夜間]
5月28日(日)午前10:00~午後4:00Part3[ゴール]

BS J SPORTS 3,4 で放送、全て生放送・しかも無料!です。オンデマンドのネット配信でも同時配信があります。オンデマンドでの配信もチェック!ちなみに自分もサーキットでレース中に見ています。ピットの中とアナウンスだけだと、何が起こったのか全く判らない事もあるんですよね。

だから、放送もチェックしつつレースに望んでいます。

今年は色々と準備もして、皆様に楽しんで頂けるよう努力してきました。応援、宜しくお願い致します!

2022年も応援ありがとうございました&新年あけましておめでとうございます!

2022年も2021年に引き続き、コロナ禍の影響も受けて余り活動自体ができませんでした。
ただこのままではいかん!と一念発起し、海外渡航が許可された事を受けてフィリピン8時間耐久レースに初参加してきました。

24時間レースは個人的にレースを継続するかどうか悩むレベルで鬱になりました。自分にできる事、できなかった事、反省点を含めてとても考え込んだ時期もありましたが、結果はとりあえず完走という事で結果自体は出たと思います。

前にも書きましたが、GT4クラスはとても激戦です。本当にちょっとした事で順位が落ちてしまい優勝戦線から脱落します。
ドライバーは歴戦のプロばかりなので、それに着いていくだけでも本当に精一杯。まだまだ経験が足りないので仕方がないのですが、やはり悔しいなぁと思いました。

フィリピンでのレースは残念ながらDNF、とは言え折り返し時点では同クラスの2位を6周の周回遅れにしたという事実は自信を持てました。2時間近くのスティントをクールスーツ無し、水分無しで走りきれた事も自信に繋がったと思います。

それでも欲しかったのは総合トップだったので、これはやり残した事として2023年に奪い返したいと思います。


今年も相変わらずまだ未定ですが、身体が動いて命続く限り走り続けたいと思います! 1年応援ありがとうございました!

新年あけましておめでとうございます!!!!
本年もどうぞ宜しくお願い致します!