栃木Quality主催「とちくお走行会2020」 講師として招かれました。

毎年呼んで頂いて感謝感謝です

栃木Quality主催「とちくお走行会2020」へ行ってきました。筑波TC1000の走行会でもうかなり長い間やっています。昔、サトリアネオの試乗とレビューをやったのもここでしたね、懐かしいです。

という訳で今回は講師とアドバイザーとしての参加です。全部で8台乗って数台は外からチェックしながら参加していました。表的には痛車イベントのノリに近いのですが、はっきり言ってこちらの参加者。レベルめちゃくちゃ高いです。上級者クラスでは39秒台が数台出たり、だいたい42秒前後で回っています。中級クラスは複数あるのですが大半が45秒台。速い方で43秒台位ですね。初心者クラスでも軽自動車で47~8秒台周回。

はっきり言って異常な程、レベルが高いです。しかも車同士の接触は皆無。たまにコースアウトする車もいますが廃車レベルの事故はまず起きません。これって半端なく凄い事なんですよ。走行会では有名なプロ●イズさんでも推奨レベルが “筑波1000 39-51秒” なので、参加者ほぼ他の走行会でも問題無く走れちゃう位にレベルが高いのです。

そして常連さんも多く交友関係があるので、それぞれ情報交換しあったり、ちょっとしたオフ会だったりと皆さんとても楽しんでいました。

そしてどこかで見たライバルチームも来ています(笑)

いつも自分が同乗させて頂く時に気をつけているのが、「うまい走り方だけを見せるのでは無く失敗するとこうなるよ」という運転方法を体感させるようにしています。

ここでちょっと苦しいのにアクセル踏むと…ね、こうやって外いっぱいになって苦しくなる。だからここはほんの少し我慢するだけで…安全に全開で抜けられるようになったでしょ?という感じです。だから走行中はずーっと喋りっぱなしです(笑) 喉がカラカラになるまで話続けます。結構コレしんどいです。。でも、せっかく乗ったのだから何かひとつでも吸収してもらえたら嬉しいという気持ちと、自分の車ってこんな動きするんだ!とかこんだけ色々やっても限界はまだ結構あるんだね!と理解して貰える事が大切だと思っています。

ぶっちゃけ運転の上手い下手なんて、あるレベルまでは運転の仕方(雑に言えばブレーキの踏み方とか車の動かし方)とか目線の持って行き方を知っているか、知らないかだけの話だと思っています。才能が無い自分が、今まで色々な方に教わって速さをお金で買ってきたのだから間違いありません(笑)

ドリフトも盛んに行われていました。これがまたみんな避け方がうまいんですよね。スピンする人は多いのですが、それをちゃんと回避しているのも流石です。

そんなこんなで一日楽しく講師を務めさせて頂きました。まずは2月の活動報告です(笑)

ピレリスーパー耐久シリーズ2019 第6戦 スーパー耐久レースin岡山 8位完走

有限会社ノガミプロジェクト/TEAM NOPRO
ピレリスーパー耐久シリーズ2019 第6戦 スーパー耐久レースin岡山
#37 DXLワコーズNOPROデミオSKY-D
結果は8位完走となりました。

今回は週末を通して、自分のパフォーマンス不足を認識していました。何かずっとちぐはぐな感覚が拭えず、自分では頑張っている”つもり”になっていたと思います。途中でロガーや車載で何回も自分の運転を見直したり、こうしたら?というアドバイスを話あったりしたのですが、最後まで満足できるパフォーマンスを示す事はできませんでした。他ドライバーやチームを含めて、期待に答えられずに反省する事しかできません。

予選。このコースではロードスター勢に分があると思っていたので、その周辺は避けて最後の方で出ました。その周辺にはFitや同じデミオが居たので、これらと一緒に走れればチャンスも生まれる。と同時に自分の悪かったラインやブレーキングを学べるのでは無いか?と思っていました。前後新品タイヤでのアタックは初だったので、位置取りを確認しつつ少しずつ慣らしていく事にしました。

そろそろかな?と思い、アタック中の車を行かせてついて行った所、赤旗中断に。タイヤも冷えた上に、残り時間との焦りからフロントタイヤだけ使ってしまい予選終了。自分の中では過去最低と言っても良いレベルに酷かったです。

ST-5 予選 
1位#66 odula Idia ROADSTAR
2位#88 村上モータースMAZDAロードスター
10位#37 DXLワコーズNOPROデミオSKY-D

決勝は3時間レースなので最初から決まっていました。ペースの良いドライバーを長く走らせるようなオーダーです。岡山サーキットは比較的FCYやセーフティカーが出やすいので、それを活かすような戦略です。スタートはCドライバーでした。順調に周回をこなしましたが、良いタイミングでFCYやセーフティカーが出ずに自分へと交代。その後はAドライバーを最大限使うべく数周で交代して結果を待ちました。

しかし3時間では燃費の良さもそれ程には武器にならず、またFCYも出ましたが得にならず結果8位で完走となりました。もっと自分が予選で良いパフォーマンスで前からスタートしていたら…と、たらればを繰り返すばかりです。

今年は自分の病気に始まり、仕事にも足を引っ張られたせいで様々な方々にご迷惑をお掛けしてしまいました。今年のレース活動は恐らく終了ですが、来年はよりよいパフォーマンスが見せられる様にオフシーズン中は特訓に励もうと思います。今年度の応援、ありがとうございました!

ST-5 決勝 
1位#66 odula Idia ROADSTAR
2位#88 村上モータースMAZDAロードスター
8位#37 DXLワコーズNOPROデミオSKY-D

2019 F1 Singapore GP 仕事&趣味で行ってきました。

あれはちょうど2年前でしょうか。初めてF1シンガポールGPを観戦しグランドスタンドから見ていた所、決勝の1コーナーで上位3台+1台が絡む大クラッシュがあったのは……同行していたクライアントがフェラーリ応援していたので、半泣きだったのを覚えています。

さて、その流れでという訳ではありませんが、またF1シンガポールへ戻って参りました。ここは若干独特なストリートサーキットなので色々な抜け道とか裏技があります。本来、ドライバーへのサインはせめてモーターホーム近くに行かないとゲットできませんが、ここはストリートサーキットなので他にも色々な場所にドライバーがいます。ホテルや飲食店、モーターホームが置けない場所なのでこういった事になります。

そうなると情報を持っていた方が色々と機会があるという訳で、同じく初参加の方に帯同を頼まれて半分仕事・半分趣味で行って参りました(前提)

今回はJALのビジネスクラスでの帯同です。エコノミーでも良かったのですが、マイルが貯まっていたのでそれを使って移動しました。このシート、「JAL SKY SUITE Ⅲ」ですが若干狭くて荷物の置き場所も少ないので個人的には余り好きではありません。たださすがにご飯は滅茶苦茶美味しかったです。

シンガポールには何度も来ているのでお手の物。現地の移動は Uber から譲渡された Grab というアプリを利用します。

初日は深夜到着だったので、ゲイラン近くのホテル「Santa Grand Hotel East Coast」へ宿泊しました。どうせ寝るだけなので空港近くの安いホテルで十分かと思いまして。到着したのは現地でa.m.2:00。即寝しました。

次の日。真っ先にやる事はパスの入手です。購入自体は前もって公式サイトから購入していました。日本でも買えるのですが代理店手数料が半端なく高いので公式サイトでの購入をオススメします。難しい英語は無いですし、何より早期予約ならグランドスタンドを3日通しでも10万しません。

最初に、これからしばらく滞在するホテルへ移動しました。場所は「Capri by Fraser, China Square」です。余談ですがチャイナタウンが近いのでホテルのお高い朝食は食べずに、裏手にある中華料理店ばかり通っていました。

で、パスの入手方法ですが、チケットセンターへ行きます。この日の為に会場を作るのでわかりやすい…はずだったのですが、そこのスタッフにたらい回しにされてえらい目に合いました。。情報が錯綜していてチケット予約確定のメールを印刷して持っていったのですが、見せる人見せる人全て案内する場所が違うという始末。最終的にはスタッフにキレた所、奥の方に引っ込んで取ってきてくれましたが、何だかんだで1時間程無駄にしました。

パスを入手すると至る所に設置されたゲートから入場する事になります。手荷物がある場合には、ちゃんと中身まで厳重にチェックされます。自分は”あるもの”を持っていて大荷物なので入念にチェックされました(笑)

時間は金曜日フリー走行少し前です。いつもの場所へ行って挨拶しつつ、色々な登場人物を待ちました。

次々と重鎮やTVでよく見かける方々が通過していきます。さながらレッドシートですね。勿論ドライバーもここを通るので、うまくやればサインが貰えます。その為だけに来ている人達もいるようで、ジャッキー・スチュワートへ往年彼が運転していた車のプラモデルを持っていき、サインをもらっている方がいました。後ろで発狂する程に喜んでいたのでガチのファンでしょうね。こういう熱意はとても良いと思います。

自分が頂いたサインはこちら。

ロマン・グロージャン
ダニエル・クビアト
バルテリ・ボッタス
ダニエル・リカルド
ブレンドン・ハートレー

そしてアラン・プロスト。セナ・プロ時代を見ていた自分にとってみれば最高のサインだと思います。このサインを何と普段S耐で利用しているヘルメットへしてもらいました。バルテリ・ボッタスのサインは BOSE QUIETCOMFORT 35 へです。勿論メルセデスのスポンサーなので、これにしてもらうしか無いでしょう!という事で。ハートレーはF1での評価は高くないのですが、2017年のルマン覇者です。箱乗りの自分からして見れば憧れの人なんですよね。

そうこうしている間にフリー走行が始まりました。この距離感でF1マシンのサウンドが楽しめるのは、ストリートサーキットの利点だと思います。鈴鹿とか距離遠いですし。5m先を250km/hで走り抜ける時の、空気の震えはやっぱりクるものがありますね。

フリー走行夜の部。結構近い位置から撮っていました。ここは比較的速度が落ちる所なのですが、それでも尋常じゃないスピードで抜けていきます。縁石に乗っかる車も多く、飛び方やショックアブソーバーの動き方を見ているとチームごとのセッティングの差がよく判りました。

けれどここで見ていて思ったのは、凄いなぁという感想よりかは「何で自分はこちら側なんだろう」でした。この向こう側で走りたい、別にF1に乗りたいという事では無く同時開催のサポートレースもあるので、そういう場所で戦いたいなと思いながら写真を撮っていました。とても複雑な気分でした。

シンガポールGPの魅力はこの夜景です。筆舌に尽くしがたいほどの魅力、気分的には夜の高速を駆け抜けるような感覚でしょうか日常が非日常になった場所。そういうギャップが、よりこの異常さを浮き立たせてくれます。このサーキットはレースが終わると一般人も歩けるのですが、この道を300km/hで走ってたのか…と思うだけで感慨深いものがあります。

どんな景色で、そしてどんな気持ちで見れるのか。それは世界で限られた20名にしか判りません。

翌日、予選は見事シャルル・ルクレールがPPを奪りました。これもかなり近い位置で見ていましたが、シャルルは車が軽いと速いですね。その分、重いと途端に遅くなりますが。ホームストレートで見ていると、ダウンフォースによって車体が押し付けられて火花が散るのですが、これもチームごとでかなり違いがありました。特に凄かったのがレッドブル。スタートラインを超えた辺りから火花が散りまくりでした。逆にフェラーリなんかはかなり控えめでした。車高やダウンフォース量の差でしょうが、こういった違いを見れるのも現地ならではですね。ベッテルがPP取った瞬間の会場の盛り上がりが凄かったです。更にそれをシャルルが抜いた時も。シンガポールではフェラーリの人気が凄かったです。あと、地理的に近いのでリカルド。マックス応援シートはありませんでしたが、熱狂的なファンは多かったです。

ちなみにフリー走行でボッタスがクラッシュした所でも写真を撮りました。リアウイングが見事に刺さっていますね。。ボッタス、サインの時には本当にいい人でひとりひとりすごく丁寧に書いていたし、どこに書けばいい?みたいに気を使ってくれたのが印象的でした。結果でて欲しいなあと個人的に思いましたね。

パルクフェルメに保存されていたマシン達。ほんの数m前に予選で走った車がいる訳です。これも凄いですよね。普通VIPパスでもここまで近づくのは難しいですよ。。

ドライバーズパレード。一番歓声が多かったのがライコネン。逆にストロールとかガスリーはスマホ弄っていて若干好感度が下がっていたように思います(笑)

レース結果は十何年ぶりかのフェラーリワンツーフィニッシュでした。ベッテルがトップで戻った時も歓声が凄かったです。メディアが言うように、それほど人気が無いとは思えないんですけれどね。最終日は最終コーナー付近をウロウロして写真を撮り続けていました。

そういえば、2017年と比較しても明らかにエキゾーストノートは大きくなっていました。テレビだと相当消音されていると思います。現地で見ると本当にいい音になっていてびっくりしました。これなら人気も戻りそうな気配はあるのですが…このままフェラーリがライバルとして戦ってくれると良いのですけれどね。

翌日からはオフだったので、Carlton Hotel Singapore に滞在して、ジョホール・バルへ行ったり近場をウロウロしていました。チリクラブは本当に美味しかったです。

また機会があれば行きたいですね。やはり現地のワクワク感はその場にいないと伝わらないなと思いました。

鈴鹿10時間耐久レースに(仕事で)行ってきました。

実際は。

ドコモ様の5G展示ブースで、お客様にシミュレーターを楽しんで頂けるようにD.D.R様のシミュレーター技術サポートとしてお伺いさせて頂きました。実際のブースはシミュレーター2台他、VR体験や5G検証で実際に使われたGT-Rを展示していて、とてもびっくりしました。

シミュレーターは鈴鹿10時間耐久の走行車両を忠実に再現した、GT-R GT3 と鈴鹿サーキットを持ち込んでリアルドライバー体験ができる様に致しました。車両の設定は35号車で参戦する千代勝正選手と私で作成・設定したもので、何と実車とほぼ変わらないタイムが出るという本格的なものでした。ただ、勿論一般の方も乗れるように色々な補助を入れておきました。

イベント盛りだくさん

ブースの近くではステージもやっていて、とても派手な演出と音が素晴らしく海外レースの雰囲気を醸し出していました。自分も昔シンガポールのF1を見に行きましたが、あちらは大物アーティストを呼んでコンサートをやっていました。とにかく来場者に楽しんで頂こうという趣向だったと思います。

ドライアイスの煙入りシャボン玉が沢山飛び交い、炎とシャワーの催しはとても子供に人気でした。

あのSRO代表でGT3の生みの親、ステファン・ラテル氏がふらっと歩いているのもビックリですね。。ステージをとても楽しそうに見ていました。

サポートレースも盛りだくさん

いくつかのサポートレースも行われていました。元々自分が所属していたチームが、AUDI R8 LMS GT4 を走らせるというので、挨拶ついでに写真を何枚か撮ってきました。パスさえあればピットまで普通に行けるのも良いですね。

レースはGT4クラスで優勝だそうで、おめでとうございます!

ふと隣を見るとオフィシャルカーの パガーニ・ゾンダ レボリューション がさらっと置いてあったり…規模のスゴさを感じますね。

ステージも大盛り上がり!

ブースでは様々なステージを行っていましたが、何といっても往年の名ドライバー、F1世界チャンピオンのミカ・ハッキネン氏のステージの盛り上がりは凄かったです。2007年から11年ぶりに復帰戦だそうです。

そんな千代選手が乗っていた35号車KCMG GT-Rは最後の最後まで場内を盛り上げていました。残り10分で7位から6位へ上がり、最後の5分は後ろの車両と0.5秒の争いを繰り広げていました。最後は何とか抑え込み制して日本人チーム最高位の6位を獲得、場内やツイッターでは大盛り上がりでした。

自分は参戦側では無くサポート側でしたが、とても貴重な経験をさせて頂いたと思います。その内に自分も走る側で鈴鹿に来れたらいいなぁと思いながら帰路につきました。

FIA Driver Categorisation Bronze になりました

24時間耐久が終わって帰りに怪我をしたのですが、未だに完治していません。。という訳でネタが無かったのですが、漸くネタができました。

FIA Driver Categorisation



暫く前に申請していたのですが、漸く許可されました。これで海外のエンデューロレースにも参戦できますね!

頑張っていきたいと思います。

ピレリスーパー耐久シリーズ2019 第3戦 富士SUPER TEC 24時間レース 7位完走

ピレリスーパー耐久シリーズ2019 第3戦 富士SUPER TEC 24時間レース 参戦決定!

2019年 ご挨拶